結婚相談所の活動は「入会→お見合い→仮交際→真剣交際→成婚退会」という段階に分かれています。仮交際は複数人と並行できますが、真剣交際は1人に絞る必要があります。入会から成婚退会までの目安は半年〜1年半。成婚の定義は相談所ごとに異なり、成婚料の発生時期に直結するため入会前の確認が必須です。
入会から成婚退会までの全体像
結婚相談所の活動は、マッチングアプリと違って段階(ステータス)が明確に定義されているのが特徴です。今どの段階にいるかで、やってよいこと・避けるべきことが変わります。まず全体の流れを押さえましょう。
| 段階 | 内容 | 期間の目安 | 複数同時進行 |
|---|---|---|---|
| ①入会・書類提出 | 独身証明書・本人確認書類・収入証明などを提出しプロフィールを作成 | 1〜3週間 | — |
| ②お見合い | 1時間程度の初対面。カフェやホテルラウンジが一般的 | 都度 | 可(相手ごとに実施) |
| ③仮交際 | お見合い後、双方OKで交際スタート。デートを重ねる段階 | 1〜3か月 | 可 |
| ④真剣交際 | 1人に絞り、結婚を前提に話を進める段階 | 1〜3か月 | 不可 |
| ⑤成婚退会 | 結婚の意思が固まり、相談所を退会 | — | — |
入会から成婚退会までの目安はおおむね半年〜1年半です。活動量(お見合いの申込数)によって大きく変わります。
段階別インデックス|つまずいたときに読む記事
このページは結婚相談所の活動全体の流れをまとめたものです。各段階で実際に詰まりやすい点は、それぞれ個別の記事で詳しく扱っています。いま自分がいる段階から探してください。
| 段階 | よくあるつまずき | 詳しく読む |
|---|---|---|
| 入会前 | 審査に通るか不安/必要書類が分からない | 結婚相談所に入会できない人の条件 |
| 入会前 | 男女比や年齢層の偏りが気になる | 結婚相談所の男女比を年齢帯・地域で分解する |
| ②お見合い | 申し込んでも返事が来ない/何人に申し込めばいいか分からない | お見合いの申し込み|返事と必要な申し込み数 |
| ②お見合い | 写真の段階で選ばれていない | お見合い写真の撮り方 |
| ②お見合い | 申し込んでも成立しない | お見合いが成立しない原因の切り分け方 |
| ②お見合い | 当日の服装に迷う | お見合いの服装(年代別・季節別) |
| ②お見合い | 1時間の会話が持たない | お見合いの会話の流れと質問例 |
| ②お見合い | 断られた理由が分からない | お見合いを断られたときの判断基準 |
| ③仮交際 | 何人と並行していいか分からない/みんないい人で決められない | 仮交際とは|期間・何人まで・進む決め手 |
| ③仮交際 | デートの頻度・場所・費用に迷う | 仮交際のデートの進め方 |
| ③仮交際 | 続けるか終わらせるか決められない | 仮交際の終了|断り方と判断基準 |
| ④真剣交際 | 仮交際と何が変わるのか分からない | 真剣交際とは?仮交際との違い |
| ④真剣交際 | うまくいかない/破局した | 真剣交際の破局が起きやすい3つの局面 |
| ⑤成婚退会 | 成婚料が発生する条件を知りたい | 成婚退会と「成婚」の定義 |
| ⑤成婚退会 | 退会後、入籍まで何をすればよいか | 成婚退会後の流れと退会前に確認する5項目 |
| 活動全体 | 担当者と合わない・連絡が遅い | 結婚相談所の担当者が合わないとき |
| 活動全体 | 今の相談所を変えたい・掛け持ちしたい | 結婚相談所の乗り換え・掛け持ち |
お見合いの当日:やること・やらないこと
- 所要時間は1時間程度:長く話すことより、次に会いたいかを判断する場です。
- 会場は相談所が指定するホテルラウンジ・カフェが中心:飲酒を伴う場所や個室は原則避けます。
- 連絡先の交換は「交際成立後」が基本:多くの相談所では、その場での連絡先交換を禁止しています。返事は相談所を通じて伝えます。
- 費用は男性が負担するのが慣例:ただし相談所によって案内が異なるため、事前に確認してください。
お見合い当日にその場で交際の可否を伝えるのはマナー違反とされることが多く、返事は相談所経由で当日中〜翌日に伝えるのが一般的です。双方がOKの場合のみ仮交際に進みます。
仮交際と真剣交際の決定的な違い
| 比較項目 | 仮交際 | 真剣交際 |
|---|---|---|
| 同時進行 | 複数人と可能 | 1人のみ |
| 目的 | 相性を見極める | 結婚に向けた具体的な話を進める |
| 話す内容 | 価値観・趣味・仕事など | 結婚後の住まい・仕事・子ども・親への挨拶 |
| 担当者の関与 | 進め方の相談が中心 | 成婚に向けた条件のすり合わせを支援 |
| 終了時 | 相談所経由で交際終了を伝える | 同上(再度仮交際からやり直しになる場合もある) |
仮交際で複数の相手と会うことはルール上まったく問題ありません。むしろ比較材料を持つために推奨されます。ただし真剣交際に進んだ時点で他の交際はすべて終了させる必要があります。この切り替えができずに悩む人が多いため、担当カウンセラーに相談しながら進めるのが現実的です。
成婚退会のタイミングは相談所によって違う
「成婚」の定義は相談所ごとに異なります。成婚料の発生タイミングに直結するため、入会前に必ず確認すべき項目です。
- プロポーズ・婚約成立をもって成婚とする相談所
- 真剣交際に入り、結婚の意思が確認できた時点で成婚とする相談所
- 入籍をもって成婚とする相談所
定義が早いほど成婚料の発生も早くなります。契約書面の「成婚」の定義と、成婚料の金額・支払時期をセットで確認してください。
成婚までの期間を短くする3つの現実的な工夫
- お見合いの申込数を月20〜30件に保つ:成立率は決して高くないため、母数が結果を決めます。
- 仮交際は2〜3人を並行させる:1人に絞ると1件終了するたびに振り出しに戻り、期間が延びます。
- 条件の優先順位を3つまでに絞る:譲れない条件が5つ以上あると、申し込める会員数が実務上ほぼ残りません。
担当者が交際の進め方まで踏み込んで助言してくれるかどうかで、この3点の実行しやすさは大きく変わります。サポートの手厚さを重視する場合は、仲人型の相談所が候補になります。
良い点・気になる点
段階が明確なことの利点
- 「今どういう関係なのか」が双方で共有されており、認識のズレが起きにくい
- 交際終了の意思表示を相談所経由で行えるため、直接伝える精神的負担が小さい
- 結婚の話を切り出すタイミングで悩みにくい
気になる点
- 恋愛としての自然な進行を望む人には窮屈に感じられる
- 真剣交際に進む判断を短期間で求められる
- 相談所ごとにルールの細部が異なるため、事前確認が欠かせない
申し込みの実務(回答期限・必要な申し込み数)はお見合いの申し込みにまとめています。
仮交際の段階の詳細(人数の決め方、みんないい人で止まるときの切り分け)は仮交際とはにまとめました。
入会直後に作るプロフィール文の型は結婚相談所のプロフィール文の書き方にまとめました。
よくある質問
Q. 仮交際は複数の人と同時に進めてもよいのですか?
A. 問題ありません。仮交際は相性を見極める段階と位置づけられており、複数人との並行が認められています。むしろ比較材料を持つために2〜3人と並行することが一般的です。ただし真剣交際に進む際は1人に絞る必要があります。
Q. お見合い当日に連絡先を交換してもよいですか?
A. 多くの結婚相談所では、お見合い当日の連絡先交換を禁止しています。交際の可否は相談所を通じて伝え、双方がOKで仮交際が成立してから連絡先を交換するのが一般的な流れです。
Q. 入会から成婚退会まではどのくらいかかりますか?
A. おおむね半年〜1年半が目安です。お見合いの申込数や仮交際の並行数といった活動量によって大きく変わります。月20〜30件の申込みを継続できる人ほど期間は短くなる傾向があります。
Q. 成婚料はいつ発生しますか?
A. 相談所によって「成婚」の定義が異なります。プロポーズ・婚約成立を成婚とする相談所、真剣交際で結婚の意思が確認できた時点を成婚とする相談所、入籍をもって成婚とする相談所があります。契約書面で定義と支払時期を必ず確認してください。


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