真剣交際は「相手を1人に絞って、結婚後の生活が成り立つかを詰める期間」です。仮交際が相手を選ぶ段階なのに対し、真剣交際は条件をすり合わせる段階で、やることが入れ替わります。もう一点、見落とされがちですが重要なのが、連盟によっては真剣交際中の行動が「成婚」と判定され、成婚料が発生するという運用です。
仮交際と真剣交際は、やることが入れ替わる
| 項目 | 仮交際 | 真剣交際 |
|---|---|---|
| 並行 | 複数の相手と同時に進められる | 1人に絞る |
| 目的 | 相手を選ぶ(お試し期間) | 結婚後の生活が成り立つかを見極める |
| 確認すること | 会話が続くか、価値観が合うか | 住まい・仕事・お金・家族・子どもの希望 |
| 会う頻度 | 数週間に1回でも進む | 週1回前後に増えることが多い |
| 親への紹介 | 基本しない | この期間に行うのが一般的 |
| 終了したとき | 他の仮交際が残っていれば継続できる | 振り出しに戻る |
期間の目安については、結婚相談所ハッピーカムカムが「仮交際が成立してから3ヶ月が経ったら、真剣交際に発展するかどうか、ご自分の意向を固めて下さいね」として、仮交際3か月・真剣交際3か月の計6か月というモデルを示しています。ただしこれは1社の運用であり、規定は相談所によって異なります。
お見合いから成婚退会までの全体像は結婚相談所のお見合いから成婚退会までの流れにまとめています。仮交際の段階で迷っている場合は仮交際の終了のほうが該当します。
先に知っておくべき「成婚とみなされる行動」
これは真剣交際の進め方そのものより先に確認したほうがいい項目です。IBJ加盟のオンライン結婚相談所ウェルスマの解説によれば、IBJの入会契約書では成婚が「結婚、婚約、またはそれと同等の成果」と定義されており、婚前交渉・6か月超の交際期間・外泊・宿泊を伴う旅行・同棲・結婚の口約束が「同等の成果」として成婚扱いになるとされています。本人に退会の意思がなくても成婚料の支払い対象になる、という運用です。
つまり、真剣交際の進め方によっては、プロポーズ前に成婚料が発生する場合があります。金額と発生条件は契約書に書かれているので、真剣交際に入った時点で自分の契約を読み直してください。
連盟によって扱いはまったく違います。同じ解説では、IBJ以外の連盟では「結婚前提の真剣交際に入った時点で成婚退会」となることが多く、プロポーズ前に退会するケースがあるとされています。自分の連盟がどちらの型なのかで、真剣交際の意味そのものが変わります。詳しくは成婚退会の定義と成婚料で整理しています。
真剣交際で詰めるべき7項目
「価値観が合うか」という曖昧な確認ではなく、生活が回るかどうかの具体的な条件を1つずつ確認する期間です。ここで飛ばした項目は、入籍後に必ず問題として戻ってきます。
| 項目 | 確認すること | 関連する記事 |
|---|---|---|
| 住まい | どこに住むか。実家との距離。持ち家の有無 | 実家暮らしの伝え方 |
| 転勤・転居 | 転勤の可能性、ついていくかどうか | 転勤族の婚活 |
| 働き方 | 結婚後も働くか。勤務時間帯が合うか | 平日休み・シフト制の人の婚活 |
| 子どもの希望 | 望むかどうか、人数、時期 | 子どもを望まない人の婚活 |
| お金 | 家計の管理方法、返済中の借入の有無 | 奨学金の返済がある人の婚活 |
| 家族・介護 | 同居の可能性、親の状況 | 長男・一人っ子・介護がある人の婚活 |
| 生活習慣 | 喫煙、ペット、生活時間帯 | 喫煙者の婚活/ペットを飼っている人の婚活 |
7項目を一度に確認しようとすると尋問になります。1回のデートで1〜2項目にとどめ、自分の側の事情も同じ回で開示するのが進めやすい形です。
真剣交際の切り出し方
本人同士で直接決めるのではなく、担当者を通すのが原則です。相手側の担当者にも連絡が入り、そこで初めて他の仮交際が整理されます。順序を間違えると、相手がまだ他の人と仮交際を続けている状態で「真剣交際のつもり」になり、認識がずれます。
- 自分の担当者に「真剣交際に進みたい」と伝える
- 担当者から相手側の担当者に打診が入る
- 相手の意向が返ってくる
- 成立したら、他の仮交際はすべて終了する
デート中に本人から確認したい場合も、「担当に真剣交際の話をしようと思っている」と伝える形にとどめ、返事はシステム上の手続きで受け取るのが安全です。
真剣交際が破局したとき
真剣交際は1人に絞っているため、終わると仮交際も残っていません。振り出しに戻るという点で、仮交際の終了とは重さが違います。
| 状況 | 次にやること |
|---|---|
| 条件がどうしても合わなかった | 合わなかった項目を担当者に具体的に伝える。次の相手選びの条件に反映させる |
| 相手から切り出された | 理由は開示されないことが多い。追及せず、活動を止めないことを優先する |
| 親の反対が原因だった | 結婚を親に反対されたらで反対の型を切り分ける |
| 何度も同じ段階で終わる | お見合い・仮交際・真剣交際のどこで止まるかを記録する。断られ方の切り分けと同じ考え方が使えます |
破局そのものが記録として他の会員に公開される仕組みは一般的ではありませんが、記録の扱いは連盟によって異なります。気になる場合は担当者に確認してください。
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真剣交際に入る前に契約書で確認する4項目
- 成婚の定義:どこまで進んだら成婚扱いになるか。行動による自動判定があるか
- 成婚料の金額と発生条件:プロポーズ時なのか、退会届の提出時なのか
- 交際期間の上限:一定期間を超えると成婚扱いになる規定があるか
- 退会後のサポート:成婚退会後に破局した場合、再入会の費用はどうなるか
- 成婚退会後の流れ|入籍までにやること
料金全体の構造は結婚相談所の料金相場で、初期費用・月会費・成婚料の内訳として整理しています。
その前の段階である仮交際の進め方は仮交際とは|期間・何人までで扱っています。
よくある質問
Q. 真剣交際はどのくらいの期間が目安ですか?
A. 一律の規定はありません。結婚相談所ハッピーカムカムは仮交際3か月・真剣交際3か月の計6か月というモデルを示していますが、期間の扱いは相談所によって異なります。交際期間の上限が成婚判定に関わる連盟もあるため、自分の契約を確認してください。
Q. 真剣交際中も他の人とお見合いできますか?
A. できません。真剣交際は1人に絞る段階で、成立した時点で他の仮交際はすべて終了します。
Q. 真剣交際に進むかどうかは、何で判断すればいいですか?
A. 「好きかどうか」より「生活が成り立つか」で判断する段階です。住まい・働き方・お金・子ども・家族の5項目について、話し合いが成立するかどうかが目安になります。
Q. 真剣交際中の宿泊や旅行は問題ありませんか?
A. 連盟によっては外泊・宿泊を伴う旅行・同棲が「成婚と同等の成果」として扱われ、成婚料の支払い対象になる運用があります。行動を制限されるという話ではなく、費用が発生する条件になり得るという意味です。契約書の成婚の定義を先に確認してください。
Q. 真剣交際が破局したら、また最初からですか?
A. 仮交際が残っていないため、お見合いの申し込みからやり直しになります。ただし活動履歴やプロフィールはそのままなので、休会せずに申し込みを再開するのが早い戻り方です。
出典:ウェルスマ「IBJでの成婚退会とは?他の連盟と違うポイントも」(IBJ加盟相談所による解説)、ハッピーカムカム「仮交際から真剣交際までの平均的な交際期間は3ヶ月?」。いずれも各社の運用にもとづく解説であり、規定は加盟連盟・相談所によって異なります。金額や条件は必ず自分の契約書で確認してください。


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